ナイキの不朽の名作、エアフォース1ハイカット。その圧倒的な存在感に惹かれて購入したものの、「どう履きこなせばいいか分からない」「いつも同じようなコーデになってしまう」と悩んでいませんか。特に、エアフォース1の履き方における紐の扱い方や、特徴的なベルトをどうするか、そしてマジックテープの処理については、多くの人が迷うポイントです。
さらに、メンズやレディースのコーディネートはもちろん、40代や50代といった大人の世代にふさわしい着こなし、特に悩みがちな40代メンズのコーデ術も気になるところでしょう。
デザイン面だけでなく、NIKEエアフォース1の人気色は何か、そもそもエアフォース1は身長を盛るスニーカーなのか、もしそうなら何cmまで盛れますか?といった機能面に関する疑問も尽きません。
この記事では、そんなあなたのあらゆる疑問に答え、エアフォース1ハイカットのかっこいい履き方を基礎から応用まで徹底的に解説します。
エアフォース1ハイカットを選ぶ上で、最初のステップとなるのがカラー選びです。数あるカラーバリエーションの中でも、圧倒的な人気を誇るのは「ホワイト」と「ブラック」の2色です。
やはり定番のオールホワイトは、一足は持っておきたい鉄板カラーと言えます。清潔感と爽やかさを演出し、どんなコーディネートにも自然に馴染む万能性が最大の魅力です。カジュアルなデニムスタイルから、きれいめなスラックスコーデの「ハズし」アイテムとしてまで、幅広く活躍します。
一方のオールブラックは、足元をクールに引き締め、モードで洗練された印象を与えます。ボリューム感のあるハイカットモデルでも、ブラックなら重厚感が増し、スタイリッシュな雰囲気を醸し出します。汚れが目立ちにくいという実用的なメリットも見逃せません。
| カラー | 特徴 | 相性の良いスタイル |
|---|---|---|
| ホワイト | 清潔感・万能性・爽やかさ | カジュアル、きれいめ、ストリート全般 |
| ブラック | クール・重厚感・モード | ストリート、モード、モノトーンコーデ |
| ウィート(ブラウン系) | 秋冬らしい温かみ・ワークテイスト | アメカジ、ワークスタイル、アウトドア |
これらの定番色以外にも、シーズンごとにリリースされる限定カラーや、ウィート(ブラウン系)のような根強い人気を持つカラーも存在します。まずはホワイトかブラックを押さえ、次に自分のファッションスタイルに合わせたカラーを買い足していくのがおすすめです。
結論から言うと、エアフォース1は身長を盛る効果が期待できるスニーカーです。
その理由は、ナイキが世界で初めてバスケットボールシューズに搭載した「エアユニット」にあります。かかと部分に内蔵されたこのエアバッグシステムは、優れたクッション性を提供すると同時に、ソール全体に物理的な厚みをもたらしています。
一般的なスニーカーのソール厚が2cm前後であるのに対し、エアフォース1のソールは約3cm〜4cmと、元々の設計が厚めに作られています。このため、特別な工夫をしなくても、履くだけで自然に視線を高くすることが可能です。
エアフォース1のソールは、ただ厚いだけでなく、ミッドソール内部に圧縮空気を詰めたバッグ(エアユニット)が埋め込まれています。これにより、着地時の衝撃を吸収し、快適な履き心地を実現しながら、スタイルアップ効果も生み出しているのです。
ボリュームのあるデザインが足元に視線を集め、相対的に脚を長く見せる効果も期待できるため、スタイルアップを目指す方にとって非常に心強い一足と言えるでしょう。
前述の通り、エアフォース1は標準の状態でも約3cm〜4cmのスタイルアップ効果があります。しかし、さらに高さを求める場合、市販のシークレットインソールを組み合わせることで、最大で合計5cm〜6cm程度まで身長を盛ることが可能です。
ハイカットモデルは履き口に深さがあるため、1cm〜2cm程度のインソールであれば、外部から見ても違和感なく追加できます。これにより、元々のソールの厚みと合わせて、さらなる高さが手に入ります。
インソールを選ぶ際は、厚さだけでなく素材も重要ですよ。衝撃吸収性に優れたものや、通気性の良いものを選ぶと、快適性を損なわずにスタイルアップできます。
あまりに厚すぎるインソール(3cm以上)を入れると、かかとが浮いてしまい歩きにくくなる可能性があります。また、甲の部分が窮屈になったり、見た目のバランスが不自然になったりすることもあるため、追加するインソールの厚さは1cm〜2cm程度に留めておくのが賢明です。
あくまで自然な範囲でのスタイルアップを心がけることが、エアフォース1をかっこよく履きこなす秘訣です。
スニーカーの印象を大きく左右するのが「靴紐の結び方」です。エアフォース1ハイカットでは、見せたいスタイルによって結び方を変えるのが上級者のテクニックです。
靴紐を上から下へ通していく結び方で、最も一般的でフォーマルな印象を与えます。羽根がしっかりと締まり、フィット感が高まるのが特徴です。きれいめなスタイルや、かっちりとした着こなしに合わせる際におすすめします。
靴紐を下から上へ通していく結び方です。羽根が開きやすく、ルーズでカジュアルな雰囲気を演出できます。ストリートファッションやリラックスしたコーディネートとの相性は抜群です。こなれ感を出すなら、一番上のシューホール(靴紐の穴)は通さずに余らせるのがポイントです。
この一手間を加えるだけで、足元が非常にすっきりと洗練された印象に変わります。
どの結び方を選ぶにせよ、紐をきつく締めすぎず、少し余裕を持たせることがエアフォース1らしいボリューム感を活かすコツです。
エアフォース1ハイカットの象徴とも言える足首のベルト(アンクルストラップ)。このパーツの扱いは、履きこなしのレベルが最も表れる部分と言っても過言ではありません。
結論として、現代のストリートシーンにおける主流は「ベルトは留めない、またはルーズに扱う」スタイルです。
本来はバスケットボールプレイ中の足首のホールド感を高めるためのパーツですが、ファッションとして履く場合は、このベルトをあえて固定しないことで、リラックスした「こなれ感」を演出できます。
もちろん、きっちりと前で留めるのが間違いというわけではありません。特にモード系のファッションなど、全体のシルエットをタイトにまとめたい場合は、ベルトをしっかり留めることで足首が引き締まって見え、効果的な場合もあります。
まずは基本の「留めない」スタイルから試してみて、自分のコーディネートに合う扱い方を見つけていくのが良いでしょう。
ベルトの先端に付いているマジックテープ(ベルクロ)は、ベルトの扱い方と密接に関わってきます。前述の通り、ベルトをしっかり留めない履き方が主流であるため、このマジックテープの存在感がスタイリングの鍵を握ります。
ベルトを留めずに垂らす場合、マジックテープ部分はデザインのアクセントとして機能します。この部分が目立つことで、単にだらしないのではなく、意図的にルーズに履いているというファッション的なメッセージを伝えることができます。
個人的には、ベルトを横方向に折りたたむようにして、マジックテープ同士を軽く留めるのがおすすめです。ストラップが邪魔にならず、かつラフな雰囲気を保てますよ。
このとき、靴紐を少し緩めてシュータン(ベロ)を少し前に出す「ベロ出し」というテクニックを併用すると、さらに立体感とストリート感が増します。マジックテープの存在を活かし、シュータンとのバランスを考えることが、エアフォース1をよりかっこよく見せるための重要なポイントです。
エアフォース1ハイカットは、合わせるアイテム次第で様々な表情を見せるのが魅力です。ここでは代表的なメンズコーデをスタイル別にご紹介します。
オーバーサイズのTシャツやパーカーに、ワイドなカーゴパンツやスウェットパンツを合わせるスタイルです。足元にボリュームのあるエアフォース1ハイカットを持ってくることで、Aラインのシルエットが完成し、バランスの取れたストリートコーデになります。キャップやニット帽などの小物をプラスすると、より雰囲気が高まります。
シンプルなシャツやニットに、細身のチノパンやスラックスを合わせたきれいめな着こなしの「ハズし」としてエアフォース1を取り入れるスタイルです。全体のトーンをモノトーンやアースカラーで統一すると、スニーカーのカジュアルさが程よく中和され、洗練された大人の休日スタイルが完成します。
MA-1やM-65といったミリタリージャケットに、カーキやオリーブのパンツを合わせる武骨なスタイルとも相性抜群です。特にブラックのエアフォース1は、ミリタリーアイテムの持つタフな印象と見事に調和し、力強く男性的なコーディネートに仕上がります。
メンズライクなイメージの強いエアフォース1ハイカットですが、レディースコーデにも幅広く活用できます。
プリーツスカートやワンピースといったフェミニンなアイテムに、あえてゴツめのエアフォース1を合わせるのが定番のテクニックです。コーディネート全体が甘くなりすぎるのを防ぎ、程よいカジュアルダウンと「こなれ感」を演出できます。特にオールホワイトのモデルは、清潔感があり女性らしいスタイルにも馴染みやすいです。
スキニーパンツやレギンスと合わせると、足元にボリュームが出るため、脚のラインを細く長く見せる効果が期待できます。トップスにはショート丈のTシャツやスウェットを合わせ、アクティブでヘルシーな印象にまとめるのがおすすめです。
ソックスを見せるコーディネートも楽しめます。パンツの裾をロールアップしたり、ショート丈のボトムスを選んだりして、お気に入りのカラーソックスや柄ソックスをチラ見せするのもおしゃれな履きこなしです。
40代の男性がエアフォース1ハイカットを取り入れる際は、「清潔感」と「上品さ」が重要なキーワードになります。
若者と同じようなルーズすぎるストリートスタイルは、年齢にそぐわず「だらしない」印象を与えてしまう可能性があります。そこで意識したいのが、きれいめなアイテムとの組み合わせです。
スニーカー自体も、派手なカラーは避けて定番のホワイトかブラックを選ぶのが無難です。常にきれいに手入れしておくことも、大人のスニーカースタイルには不可欠です。
50代のコーディネートでは、40代で意識した「上品さ」に加えて、「素材感」を重視することがポイントになります。
カジュアルなスニーカーを履くからこそ、合わせる洋服は上質な素材のものを選ぶことが、大人の威厳と余裕を演出する鍵です。
例えば、トップスにはカシミアのニットやハイゲージのセーター、ボトムスにはウールのスラックスや仕立ての良いチノパンなどを合わせます。エアフォース1の持つカジュアルでスポーティーな雰囲気を、ウェアの上質さが格上げしてくれるのです。
若い頃に履いていたエアフォース1を、今度は大人の着こなしで楽しむ、というのも素敵ですよね。時代を超えて愛される名作だからこそできる楽しみ方です。
色使いは極力シンプルに、2〜3色でまとめるのが基本です。無理に若作りするのではなく、あくまでもコーディネートの主役は自分自身。エアフォース1は、そのスタイルをさりげなく引き立てる名脇役として活用するのが、50代のかっこいい履きこなし術と言えるでしょう。