こんにちは。靴と出会うブログ運営の靴好きです。
最近、街中で見かけることも多くなった緑色のスニーカーですが、その中でも特にエア ジョーダンのローカットモデルが気になっているという方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ購入しようと思っても、パイングリーンやラッキーグリーンなど種類の違いが分からなかったり、普段のコーデにどう合わせればいいのか悩んでしまったりすることもありますよね。
また、人気モデルだけに偽物の存在や、サイズ感に関する不安も尽きないものです。そこで今回は、私自身が調べた情報をもとに、モデルごとの特徴や市場価値、そして失敗しない選び方についてお話ししていきたいと思います。
かつてはマイケル・ジョーダンの宿敵であるチームカラーとして、あまり目立たない存在だった「緑」が、なぜこれほどまでに注目を集めるようになったのでしょうか。ここでは、その背景にあるストリートカルチャーの変化と、緑色が持つ意味の変容について深掘りしていきます。
以前のスニーカー界隈では、「エア ジョーダン 1といえばハイカットこそが至高」という風潮が強かったように思います。ローカットはあくまで廉価版や派生モデルという扱いを受けることが少なくありませんでした。
しかし、2019年以降、その流れは大きく変わりました。ファッションにおいて脱ぎ履きのしやすさや、パンツの裾を邪魔しない美しいシルエットが再評価され始めたのです。その決定的な要因となったのが、Travis Scott(トラヴィス・スコット)やDior(ディオール)といったビッグネームとのコラボレーションが、あえてローカットをベースに選んだことでしょう。これにより、ローカットモデルは単なるライフスタイルシューズから、ラグジュアリーとストリートを繋ぐ重要なアイテムへと昇華しました。
ジョーダンシリーズにおいて、緑色はもともと特別な意味を持っていました。それは、マイケル・ジョーダンのキャリアにおける最大のライバル、ボストン・セルティックスの色だったからです。そのため、初期のラインナップには緑色はほとんど存在しませんでした。
しかし、2009年の記念パックでの採用などを経て、緑色は徐々に「勝利への渇望」や「オフコートのスタイル」を象徴する色へと進化していきました。さらに、近年のファッション業界全体でのアースカラーやヴィンテージスタイルの流行が追い風となり、深みのあるグリーンやオリーブカラーは、今や最も旬なカラーの一つとして確立されています。
「緑のローカット」と一口に言っても、実はモデルによって色味や素材、デザインが全く異なります。ここでは、市場で特によく見かける4つの主要モデルについて、その微細な違いをマニアックな視点も交えて解説します。
2020年に発売された「Pine Green」は、ファンの間でも傑作との呼び声が高いモデルです。このモデルの最大の魅力は、なんといってもタンブルレザー(シボ革)の質感にあります。肉厚で柔らかいレザーは高級感があり、履き込むほどに味が出るエイジングを楽しめます。
また、ミッドソールが真っ白ではなく、少しクリームがかった「セイルカラー」になっているのもポイント。これにより、新品の状態でもヴィンテージスニーカーのような独特の雰囲気を醸し出しています。
2023年に登場した「Lucky Green」は、Pine Greenに比べてかなり明るく、鮮やかな「ケリーグリーン」に近い色味が特徴です。つま先が黒い「Black Toe」スタイルを採用しているため、デザイン自体は非常にクラシックでスポーティな印象を受けます。
素材は表面が滑らかなスムースレザーに変更されており、Pine Greenほどの重厚感はありませんが、その分クリーンで現代的なルックスに仕上がっています。明るい色味なので、春夏の軽やかなコーディネートには特におすすめですね。
2019年リリースの「Mystic Green」は、知る人ぞ知る名作と言えるでしょう。こちらも人気の「つま黒」パターンを採用していますが、緑色の主張は控えめで、ヒールとアウトソールのみに使われています。
モノトーンコーデの中にさりげなく緑を取り入れたいという方には最適です。発売当時は素材が少し硬いという声もありましたが、そのシャープなシルエットと完成された配色は、今でも根強い人気を誇っています。
その名の通り、つま先部分が緑色になっているのが「Green Toe」です。名作カラーである「Bred Toe(赤つま先)」の緑版といえば分かりやすいでしょうか。
サイドパネルに白、スウッシュに黒、そしてつま先とヒールに鮮やかな緑を配置したバランスは絶妙で、一目で「ジョーダンだ!」と分かるアイコニックなデザインです。ストリートでの着用率も高く、誰にでも愛される王道のカラーリングと言えます。
それぞれの違いを分かりやすく表にまとめてみました。
| 特徴 | Pine Green (2020) | Lucky Green (2023) | Mystic Green (2019) | Green Toe (2021) |
|---|---|---|---|---|
| 緑の色味 | 深い森林色 (Dark) | 明るい緑 (Light) | 落ち着いた緑 | 鮮やかな緑 |
| アッパー素材 | タンブルレザー (高品質・柔らかい) | スムースレザー (標準・少し硬め) | レザー/合成皮革 | スムースレザー |
| ミッドソール | クリーム/セイル (ヴィンテージ風) | ピュアホワイト | ホワイト | ホワイト |
| ヒールロゴ | デボス加工 (凹) | エンボス/ステッチ | ステッチ | 刺繍/ステッチ |
緑のエア ジョーダンを語る上で避けて通れないのが、カリスマ的アーティスト、トラヴィス・スコットとのコラボレーションモデルです。彼が提案したスタイルは、これまでのスニーカーシーンに革命を起こしました。
2024年9月にリリースされた「Medium Olive」は、鮮やかな緑ではなく、土臭さを感じるオリーブカラーのスエード素材を採用しました。トラヴィスの代名詞である「逆スウッシュ」と相まって、そのデザインはまさに唯一無二。
このモデルの登場によって、市場ではパキッとした緑だけでなく、くすんだアースカラーやミリタリーテイストの緑への需要が爆発的に高まりました。ファッションアイテムとしてのスニーカーのレベルを一段引き上げた存在と言えるでしょう。
面白いのが、トラヴィス・スコットコラボのゴルフシューズモデルです。本来はゴルフ用ですが、そのデザイン性の高さから、ストリートで普段履きとして着用する人が続出しています。
マイケル・ジョーダン自身が大のゴルフ好きということもあり、機能性とファッションの境界線がどんどん曖昧になってきているのを実感しますね。
欲しいモデルが見つかっても、気になるのはやっぱりお値段ですよね。ここでは、現在の市場価格の傾向と、どのモデルが狙い目なのかを分析してみます。
市場は大きく3つの層に分かれています。
日本のスニーカー市場では、ゴールデンサイズと呼ばれる26.5cm〜27.5cmに需要が集中するため、このサイズ帯だけ価格が高くなる傾向があります。
逆に、29cm以上の大きいサイズや、25cm以下の小さいサイズは比較的安く手に入ることがあるので、足のサイズが合う方はラッキーかもしれません。
人気モデルにはどうしても偽物の影がちらつきます。また、ネットで購入する際のサイズ選びも悩みどころです。ここでは、失敗しないための基本的な知識をお伝えします。
プロの鑑定士が見るポイントの一つに、「ヒールの形状」があります。本物のエア ジョーダン 1 Lowは、かかと部分が足首に向かって緩やかに丸みを帯びて絞り込まれています。
一方で、偽物はかかとが絶壁のように平らだったり、全体的にずんぐりしていたりすることが多いそうです。また、ヒールのウイングロゴの刺繍や刻印が中心からずれている場合も要注意です。
エア ジョーダン 1 Lowは、昔ながらの設計なので横幅が狭く、甲が低いのが特徴です。
「緑色の靴って合わせにくそう…」と思っていませんか?実は、現代のファッションにおいて緑は万能なアクセントカラーなんです。
今のトレンドで最も合わせやすいのは、ワイドカーゴパンツです。オリーブや黒の太めのパンツと合わせると、トラヴィス風のミリタリースタイルが簡単に完成します。
また、90年代風にいくなら、色落ちしたライトウォッシュデニムも相性抜群。「Lucky Green」のような明るい緑と合わせると、爽やかなカレッジスタイルになりますよ。
モノトーンコーデの差し色として足元だけに緑を持ってくるのも、こなれ感が出ておしゃれですね。
女性の場合、オーバーサイズのフーディーにレギンスやバイカーショーツを合わせたスポーティなスタイルに「Lucky Green」を合わせるととても可愛いです。
また、ロングスカートの外しアイテムとしてスニーカーを取り入れる際、緑色はピンクほど甘すぎず、黒ほど重くならないので、絶妙なバランスを作ってくれます。
最後に、これからのリリース情報についても触れておきましょう。リサーチによると、ジョーダンブランドは2025年以降も「緑」をキーカラーとして推していくようです。
2025年秋には「Rare Air」シリーズから、ヴィンテージ加工を施したような新しいグリーンモデルが登場すると噂されています。また、ジョーダン2/3というハイブリッドモデルでも「Pine Green」カラーが採用される予定です。
今後も、パキッとしたスポーツグリーンと、くすんだヴィンテージグリーンの二極化が進みそうで、ますます目が離せませんね。
緑のエア ジョーダン 1 ローは、ただの靴ではなく、歴史やカルチャーを感じられる素晴らしいアイテムです。ぜひ、あなただけの一足を見つけて、スニーカーライフを楽しんでくださいね。正確な情報は公式サイト等も併せてご確認ください。