靴好き必見
「そろそろ良い革靴が欲しいけれど、
ブランドが多くて選べない…」
海外の有名ブランドから日本の職人ブランドまで、価格や知名度だけで選んで失敗していませんか?
20代から40代以上まで、あなたの年齢や立場にふさわしい「一生モノ」の選び方を、忖度なしの格付け形式で解説しました。
こんにちは。靴と出会うブログ運営の靴好きです。誰もが知るナイキの二大巨頭、どちらを履くか迷ってしまいますよね。
エア ジョーダンやエア フォースの違いについて詳しく知りたいけれど、それぞれの重さやサイズ感の比較情報が多すぎて結局どっちを選べばいいのか分からないという悩みはありませんか。また自分に合うコーデや人気色、レディースやメンズでの選び方、長時間履くと疲れるのかどうか、あるいは一部でダサいと言われていないか心配という方もいるかもしれません。さらには過去に話題になったフュージョンモデルの存在も気になるところです。
まずは、この二つのモデルが根本的にどう違うのか、構造や設計の視点から掘り下げていきましょう。見た目は似ているようでいて、実はエンジニアリングの思想が全く異なるんです。
今でこそ街中で見かけない日はないこの二足ですが、生まれた背景を知るとその性格の違いがよく分かります。
1982年に誕生したエア フォース 1(AF1)は、その名の通り「Air」を搭載したバスケットボールシューズのパイオニアです。デザイナーのブルース・キルゴアが目指したのは、コンクリートのコートでも耐えられる「衝撃吸収」と「耐久性」でした。だからこそ、あの分厚いミッドソールと頑丈な作りが生まれたんですね。ストリートバスケの相棒として、そしてヒップホップカルチャーのアイコンとして愛されてきた歴史があります。
一方で、1985年に登場したエア ジョーダン 1(AJ1)は、マイケル・ジョーダンという一人のスーパースターのために作られたモデルです。彼が求めたのは、コートの感覚をダイレクトに掴める「接地感(コートフィール)」でした。そのため、AF1に比べてソールは薄く設計され、足首のサポート性を重視した作りになっています。
豆知識:
AF1は「誰でも履けるストリートの定番(The Staple)」、AJ1は「神様の靴(The Hype)」という文化的な立ち位置の違いもあります。AF1が真っ白なキャンバスなら、AJ1はコレクションすべきアートのような存在と言えるかもしれません。
「一日中歩くと疲れるのはどっち?」という疑問、よく耳にします。結論から言うと、圧倒的にエア フォース 1の方が重いです。
実際に手にとってみると分かりますが、AF1はずっしりとした重量感があります。メンズサイズ(27.0cm前後)で比較すると、AF1は片足で約465g〜500gほどあるのに対し、AJ1は約387g〜400g程度。その差は約20%にもなります。
| モデル名 | 重量(片足) | 特徴 |
|---|---|---|
| Air Force 1 ’07 | 約465g – 500g | 厚いソールと高密度ラバーで安定感重視 |
| Air Jordan 1 OG | 約387g – 400g | 薄型ソールで軽快な動きを重視 |
AF1の重さは「安定感」につながるので、守られている感じが好きな人にはメリットになります。ただ、長距離を歩く旅行などでは、軽快なAJ1の方が足への負担は少ないかもしれませんね。
スタイルアップを狙いたい方にとって、ソールの厚さは重要なポイントですよね。これに関しては、エア フォース 1に軍配が上がります。
AF1はフルレングスのエアユニットを包み込むために、ミッドソールにかなりの厚みを持たせています。ヒール部分の厚みは約3.5cm〜4cm近くあり、履くだけで実質3cmほどの身長アップ効果が期待できます。ボリュームのあるアウターやワイドパンツと合わせてもバランスが取りやすいのは、この厚底のおかげなんです。
対してAJ1のソールはもっとフラットでスリム。ヒールの厚みは約2.5cm程度で、身長アップ効果は約2cmほどです。地面を掴む感覚は優れていますが、「盛りたい」ならAF1を選ぶのが正解でしょう。
ネットで購入する際に一番怖いのがサイズ選び。実はこの二つ、同じナイキでもサイズ感が全く違います。
サイズ選びの注意点
AF1は作りが大きめ(Runs Big)、AJ1は標準〜やや狭め(True to Size)です。
エア フォース 1は内部が広めに作られており、特につま先周りにゆとりがあります。そのため、普段のナイキスニーカーのサイズから「ハーフサイズ(0.5cm)ダウン」するのが一般的です。ジャストサイズで買うと、歩くたびに踵が浮いてしまうことがあるので注意が必要です。
エア ジョーダン 1は、横幅が少しタイトな設計です。基本的にはジャストサイズで問題ありませんが、足の幅が広い方は「ハーフサイズ(0.5cm)アップ」を検討しても良いでしょう。革が馴染むまでは小指あたりが少し窮屈に感じるかもしれません。
履き心地に関しては「好み」が大きく分かれるポイントです。
AF1の履き心地は、ガッチリとした安心感があります。厚いソールが路面の凸凹を吸収してくれる感じですね。ただ、新品のうちはソールが硬く、屈曲しにくいので「板を履いているみたい」と感じることも。2週間ほど履いて馴染んでくると、中のエアとフォームが足にフィットして最高の相棒になります。
AJ1の履き心地は、よりダイレクトで素足感覚に近いです。クッション性は必要最小限ですが、ソールが薄いぶん最初から足の動きについてきてくれます。「地面を感じて歩きたい」という方にはAJ1がおすすめです。
構造の違いを理解したところで、次はファッションとしての楽しみ方や、知る人ぞ知る「融合モデル」について見ていきましょう。
「エア ジョーダン エア フォース」と検索して、不思議なデザインの靴を見かけたことはありませんか?それが2008年に展開された「Air Jordan Fusion(AJF)」シリーズです。
これは、ジョーダンシリーズの23周年を記念して作られた、「エア ジョーダンのアッパーデザイン」を「エア フォース 1のソール」に乗せたハイブリッドモデルなんです。当時は「邪道だ」なんて意見もありましたが、今見るとそのボリューミーなシルエットが一周回って新鮮なんですよね。
特にAJF5(ジョーダン5との融合)やAJF12などは、中古市場でも「隠れた名作」として再評価されています。人とは違う個性を出したいなら、あえてこのフュージョンモデルを探してみるのも面白い選択ですよ。
2025年のトレンドを見ていると、両モデルとも「原点回帰」と「大人っぽさ」がキーワードになっているようです。
AJ1では、やはり「シカゴ」や「ブレッド」といったオリジナルカラーの復刻(Reimaginedシリーズなど)が圧倒的な人気。それに加えて、「ライトスモークグレー」のようなモノトーンベースの落ち着いたカラーが上位に来ています。派手な色よりも、日常のワードローブに馴染む色が好まれているんですね。
AF1は、不動の「ホワイト・オン・ホワイト(オールホワイト)」が依然として最強です。ただ、最近は真っ白の中に少しだけヴィンテージ加工が施されたモデルや、素材をプレミアムレザーに変えた高級感のあるタイプも人気を集めています。
スニーカーシーンを盛り上げるコラボモデルですが、ここにもAF1とAJ1の立ち位置の違いが出ています。
AJ1のコラボといえば、トラヴィス・スコットのように「プレ値」がつくハイプなものが中心。手に入れること自体が一種のステータスです。一方、AF1のコラボは、アンブッシュ(Ambush)やシュプリームのように、デザインのギミックを効かせつつも、街中で履くことを前提としたモデルが多い印象です。
市場価値としても、AJ1は資産価値的な側面が強いですが、AF1は「履いてなんぼ」の実用的なかっこよさが評価されています。
「この歳でジョーダンやフォース1は若作りすぎないか?」と心配している同世代の方、安心してください。着こなしのコツさえ掴めば、むしろ40代や50代こそ似合うんです。
大人のための「脱おじさん」ポイント
ここまで比較してきましたが、最終的にどちらを選ぶべきか、目的別に整理してみましょう。
エア ジョーダンやエア フォースに関する様々な違いを見てきましたが、結局のところ、この二つは「兄弟」でありながら全く異なる個性を持ったライバルなんですね。
質実剛健で誰にでも愛されるストリートの王者AF1と、神格化されたストーリーを持つ憧れのAJ1。どちらを選んでも、スニーカーとしての完成度は間違いありません。ぜひ、あなたのライフスタイルや好みに合う一足を見つけて、スニーカーライフを楽しんでください。