靴好き必見
「そろそろ良い革靴が欲しいけれど、
ブランドが多くて選べない…」
海外の有名ブランドから日本の職人ブランドまで、価格や知名度だけで選んで失敗していませんか?
20代から40代以上まで、あなたの年齢や立場にふさわしい「一生モノ」の選び方を、忖度なしの格付け形式で解説しました。
こんにちは。靴と出会うブログ運営の靴好きです。
憧れのエア ジョーダン、やっぱりカッコいいですよね。でも、いざ買おうとすると「エア ジョーダン 高い」という価格の壁にぶつかったり、やっと手に入れたのに履いてみたら「小指が痛い」「横幅がきつい」なんて経験をしてガッカリしたりすることはありませんか。
決して安くない買い物だからこそ、サイズ感選びで失敗したくないですし、自分の足に合うのか不安になるのは当然のことです。実はその痛み、あなたの足のせいだけではなく、ジョーダン特有の設計や素材が関係していることが多いんです。
エアジョーダンシリーズがなぜこれほどまでに世界中で愛され、時にプレ値がつくほど高い価格で取引されているのか。そして、なぜ多くの日本人がその履き心地に「痛み」を感じてしまうのか。ここでは、その背景にある構造的な理由を紐解いていきます。
エアジョーダンが高い理由は、単なるバスケットボールシューズという枠を超え、マイケル・ジョーダンという伝説的なアイコンの歴史やカルチャーそのものを体現しているからです。私たち靴好きにとって、それは単なる履き物ではなく、所有すること自体に喜びを感じるステータスアイテムなんですよね。
しかし、ここで一つのジレンマが生まれます。デザインや歴史的価値に惹かれて高いお金を出して購入したのに、実際に履いてみると「足が痛くて歩けない」という現実です。
この「所有欲求」と「身体的苦痛」の間で揺れ動くのが、ジョーダンファンの悩みどころ。飾っておくだけなら問題ありませんが、やっぱりスニーカーは履いてこそ輝くものだと私は思います。
正直なところ、エアジョーダンの基本的な設計は、日本人の足には少し厳しい側面があります。これは、ジョーダンシリーズがグローバルスタンダード、つまり欧米人の足型を基準に作られているからです。
欧米人の足は「甲が低く、幅が狭い」傾向にあるのに対し、私たち日本人の足は「甲が高く、幅が広い(E〜4E)」ことが多いですよね。この解剖学的なミスマッチこそが、「エアジョーダンは横幅がきつい」と感じる最大の原因なんです。
私自身も典型的な幅広足なので、初めてAJ1を履いたときは小指の付け根が圧迫されて泣きそうになりました。でも、これは足の形の問題なので、靴選びの工夫でなんとかなる部分でもあります。
一口にエアジョーダンといっても、実は年代やモデルによって使われている「ラスト(木型)」が全く違います。ここを理解していないと、同じサイズを買ったのに「あれ?全然違う」ということになりかねません。
例えば、1985年のオリジナルに近い形状を再現したモデルは、当時の設計思想を反映して非常にタイトで、つま先部分(トゥボックス)が低く作られています。一方で、最新のパフォーマンスモデル(ナンバリングの新しいもの)は、現代の人間工学に基づいており、比較的足馴染みが良く、幅広の足にも対応しやすい構造に進化しています。
つまり、「レトロモデルほどサイズ選びがシビアになる」と考えておくと良いかもしれません。
「きつさ」や「痛み」の感じ方は、アッパーに使われている素材によっても大きく変わります。
例えば、AJ1などで使われる天然皮革(レザー)は、最初は硬くても履き込むうちに繊維がほぐれて足に馴染んでくれます。これを「クリープ変形」なんて呼んだりしますが、要は「育つ素材」なんです。
一方で注意が必要なのが、AJ4のプラスチックパーツや、AJ11のエナメル(パテントレザー)素材です。これらは伸縮性がほとんどないため、足の骨が当たると逃げ場がなく、ずっと痛いままということが起こり得ます。
素材の特性を知ることは、サイズ選びと同じくらい重要ですね。
シリーズの原点であるエアジョーダン1(AJ1)は、比較的シンプルな構造をしているため、サイド方向への拡張余地は多少あります。しかし、オリジナルのシルエットを保つために、つま先の高さはかなり低く抑えられています。
私の経験則ですが、サイズ選びの目安は以下のようになります。
せっかく高いお金を出して買った大切な一足ですから、痛みを我慢して履くのではなく、快適に履けるように調整していきましょう。ここからは、私が実践している具体的な解決策をご紹介します。
サイズ感って、数字だけ見てもピンとこないですよね。そこで、皆さんが履いたことのあるかもしれない他のナイキのスニーカーと比較してみましょう。
最もわかりやすい基準は「エアフォース1(AF1)」です。AF1は日本市場でも一般的で、作りが「やや広め」です。もしAF1でジャストサイズなら、エアジョーダンシリーズは基本的に「+0.5cm」を選ぶのが定石です。
| モデル | サイズ感の目安 |
|---|---|
| Air Force 1 | 基準(広め)。これをベースに考える。 |
| Air Jordan 1 | AF1よりやや狭い。基本は+0.5cm推奨。 |
| Air Max 90 | かなり狭め。これと同じか、AJの方が少し余裕があるかも。 |
デザイン性が高く大人気のAJ4ですが、実はシリーズ屈指の「幅狭モデル」として知られています。その原因は、アッパーサイドにあるプラスチック製のウィングパーツ。これが物理的に横幅を制限してしまうため、レザーのように伸びてくれません。
「小指が痛い」という声が一番多いのもこのモデルかなと思います。対策としては、基本はハーフアップ(+0.5cm)を選ぶこと。もし可能なら、スケートボード仕様の「SBモデル」を選ぶのも手です。SBモデルはフィット感が改良されていて、通常モデルより柔軟性があるという評判も多いですよ。
サイズを変えずに履き心地を劇的に変えるテクニックとして、「紐の結び方」があります。特に甲高の人におすすめなのが、紐を全体的に緩く通す「ルーズレーシング」です。
また、ファッション性を高めつつ圧迫感を分散させる「ユニオン結び」という方法も人気です。これは特定のショップコラボで見られる結び方ですが、見た目がオシャレなだけでなく、適度なホールド感を保ちつつ甲への当たりを優しくできるので、一石二鳥のテクニックなんですよ。
紐を緩めるだけで、アッパーが左右に広がる余裕が生まれるので、痛みがあるときはまず一番上の穴まで紐を通さず、少し緩めてみることから始めてみてください。
最近はレディースモデル(ウィメンズ)でも良いカラーが出ることが多く、男性が購入するケースも増えています。しかし、ここで注意が必要なのがサイズ換算です。
ナイキの公式サイズチャートなどで「US Men’s」と「Women’s」のcm表記を確認するのはもちろんですが、ウィメンズモデルは男性用モデルに比べて作りがそもそも細身(幅が狭い)になっています。
男性がウィメンズモデルを履く場合は、単なるcm換算だけでなく、さらに+0.5cm〜1.0cmの余裕を持たせないと、足が入らないという悲劇が起こり得ます。ここは本当に慎重に選んでくださいね。
エアジョーダンが高い買い物であることは間違いありませんが、その価値は履き心地をクリアにして初めて最大化されます。最後に、快適に楽しむためのポイントをまとめます。
「きついから履かない」となってしまうのが一番もったいないですよね。正しい知識とちょっとした工夫で、エアジョーダンはあなたの足にフィットする最高の相棒になってくれるはずです。ぜひ、諦めずに調整してみてくださいね。